わたしの心のものさしで

愛猫ナナに首ったけ♪~7歳のナナに振り回される楽しい毎日です♪♪その他、身辺雑記、季節のお花の写真なんかも~♪

スーダンに自衛隊派遣? & 「軍事への意識が低すぎる日本人」(by 伊勢崎賢治氏)

昨日の新聞を見たのは、夜になってからのこと。
中国新聞第1面に“スーダンに自衛隊 政府検討「人的貢献は不可避」”との見出しが。

政治に目を向け始めてから日が浅く、海外のことまでは目が向かないままでいました。
スーダン西部ダルフール地方では、大変なことが起こっていました。

*****

ダルフール紛争
 
アラブ系のバシル政権に対抗、地元の黒人住民が2003年に反政府組織を結成したのを契機に、政府の支援する民兵組織が黒人住民の村を無差別に襲撃、紛争が激化した。国連によると、約20万人が殺害され、約250万人の難民・国内避難民が発生。国連安保理は昨年8月、ダルフールへの国連平和維持活動(PKO)部隊派遣を決議。スーダン政府は先月、2万人規模の国連・アフリカ連合(AU)合同PKO部隊の受け入れを表明した
。(西日本新聞 Word Box)

*****

民族が絡む紛争は、本当に難しいですね・・・
この問題については、アフリカ諸国でも欧米でも大きな関心が寄せられているとのこと。

そして、冒頭にあげた、私が見た新聞記事がこちらです。
(電子版なので、ちょっとタイトルが違っています)

*****(転載開始 太字、色字は by はぴねす)*****

ダルフールPKOを検討 自衛隊派遣の可能性

 政府はスーダン西部ダルフール地方の紛争に伴う人道危機に対処する国連・アフリカ連合(AU)合同平和維持活動(PKO)の本格化に備え、自衛隊派遣の可能性について検討に入った。複数の政府筋が六日、明らかにした。ダルフール紛争は欧米やアフリカ諸国で大きな問題となっており、来年七月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)を主催する日本が議論を主導するには「自衛隊を含め人的貢献が不可避になる」(外務省筋)との判断からだ 

自衛隊派遣の可能性は、内閣府国際平和協力本部を中心に検討に着手。先月末にはスーダン情勢に詳しい専門家の意見を聞くなど、情報の収集と分析に乗り出した。ただ自衛隊派遣をめぐっては、外務省内で積極論と「派遣は想像しがたい」(幹部)との消極論が交錯。防衛省は「危険性が高い」(幹部)と慎重な姿勢で、政府内の調整は難航も予想される。
(7月6日 毎日新聞電子版)


 *****(転載終了)*****

はぴねすが単純に「おかしいんじゃない?」と思ったのは、上の太・赤文字の部分。
ダルフール紛争が「欧米やアフリカ諸国で大きな問題となって」いる。だから、「来年日本が主催して行なうサミットで主導権を握るため」に、自衛隊を含めた人的貢献が「不可避」と考えているの?動機が不純じゃない?政治の世界ってそんなものなの?
それに、自衛隊を出さなくても「人的貢献」はできるんじゃないの?


こういう場合の「常識」的考えがはぴねすにはないのだけれど、この記事を読んで、2月に毎日新聞に載っていた対談の中の言葉を思い出しましたので、引用させていただこうと思います。

発言してらっしゃる伊勢崎賢治氏は、国連などで紛争地域の武装解除や戦後処理に深くかかわってこられたかたです。

*****(太字は by はぴねす)

国際貢献と憲法を考える  中島岳志的 アジア対談 より


中島  「自衛隊がどの程度、派遣先で役立っているのかを吟味すべきだ」とも主張されていますが。

伊勢崎  PKF(国連平和維持軍)や多国籍軍の場合、ほかの先進国は、なるべく身銭を切らず人も出さずに、できるだけ大きな政治的影響力を及ぼせるかを考えます。それが先進国の外交なんです。派兵と引き換えに見返りの外貨がほしい発展途上国はともかく、最初から数ありきといいうように部隊をどんと積み上げる先進国なんて、日本以外にありません。日本はこの面で、最初から外交を放棄しているのです。そうすると派兵の理由は何か。国内政治しかないでしょう。これは非常に不純。軍隊を出すというのは、一般市民を殺すかもしれない究極の外交選択なのに

中島  では、これからの自衛隊の海外派遣についてご提言は?

伊勢崎  今の状態では、絶対に出すべきではない。なぜなら、国民も官もメディアも軍事に対する意識が低すぎる。これが育たないうちは出せないと思います。軍事行動の意味を理解し、それを決定するための明確な外交意識を持たずにずるずると出すのは、先進国の振る舞いと言えません。(後略)

(毎日新聞 2月16日)

*****

軍隊ではない「自衛隊」しか持ってこなかった日本の国民も、官も、メディアも、「軍事」への意識が低すぎる、というのはその通りだと思う。(もちろん、はぴねすの意識も低いよ。)

国民の意識も関心も低いまま、また上の方(?)で、自衛隊の海外派遣が決められてしまったらいやだなあ・・・

それと、よくわかんないんだけど、これってひょっとして「集団的自衛権の行使」と絡んでもめない?・・・

あれやこれや、わかんないことばっかりで・・・


はぴねす、やっぱりもっと勉強します!!!





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  1. 2007/07/08(日) 18:37:16|
  2. 政治
  3. | トラックバック:4
  4. | コメント:6
<<体力温存大作戦!!! | ホーム | 七月に咲く花(1) 朝顔>>

コメント

はぴねすさん、こんばんは。
ダルフール紛争にPKO派遣を検討されてるのですね、知りませんでした。政府の派兵の既成事実化が進んでいるのでしょうか。
対談の中で伊勢崎先生が語っておられる、
「軍事に対する意識が低すぎる…」この言葉は数多くの紛争地を体験された、先生だから言える言葉であり、机上の軍事空想嗜好の坊ちゃん達には導き出せない深いものでしょうね。紛争地は戦地であり、極論すれば、殺し合いの地であるわけです。
自衛隊と言えども、戦地では、軍隊なわけですから、そこでは、必ず何らかのアクションが起こるのは必然です。。私達国民には「個人的自衛権」ですら曖昧に見えるのに、実際、紛争地に送り込まれた自衛隊員はどうなのでしょう。極限の戦地では「後手必勝」など有り得ないのです。敵かもしれないと判断した瞬間、相手より0・1秒でも早く、銃の引き金を引かなければ生き残れない、非情の世界なのです。
生き残るため、人を殺す事を覚悟する、そして、殺される事も覚悟する、哀しむ遺族が残される事も覚悟しなければならない…紛争地に送り込まれたPKOで犠牲者の出なかった国はありません。
「軍事に対する意識」とはこの様な事をリアルに自分の事として感じなさい、と言う事なのでしょうか…。
集団的自衛権に関しては、まだ現段階では憲法の解釈上、正式には認められていません。しかし小泉さんも就任直後から集団的自衛権の行使を主張していましたし、後を継いだ安倍さんは子飼いの有識者と称する仲良しを集めて、憲法改正無しで正面突破しようと考えたりしています。
そんな事になったら、アメリカの敵は日本の敵となり、格段に戦闘と云う、殺し合いに巻き込まれるのは必至です。
なしくずし的に、国民との充分なコンセンサスを持たないまま、自衛隊を海外に派兵する事は、軍国国家を目指す、先の見通せない坊ちゃん政治屋さんと企業の利益しか見えない財界人達を一瞬だけ、満足させるだけに終わるのでしょう。
  1. 2007/07/10(火) 00:19:52 |
  2. URL |
  3. ke-ta #8bB0t8uA
  4. [ 編集 ]

すみません、訂正です。「個人的自衛権」ではなくて、
「個別的自衛権」でした。
  1. 2007/07/10(火) 00:33:36 |
  2. URL |
  3. ke-ta #-
  4. [ 編集 ]

ke-ta さんへ

こんばんは~^^
コメントありがとうございます^^
今日はちょっとばたばたしていたのと、
いただいたコメントを読んで、私が勉強不足だったなと感じていますので、
明日もう少し勉強してから、お返事コメントさせてくださいね v-288

  1. 2007/07/10(火) 22:44:39 |
  2. URL |
  3. はぴねす #GkBCtZ1Y
  4. [ 編集 ]

ke-ta さんへ

「勉強」の方は、すればするほどわからなくなり・・・少々の勉強では歯が立たないことがわかりましたので、引き続き「今後の課題」として残すことにしました。

ここでは、コメントをいただいて、自分自身の「軍事に対する意識が低すぎる」と、痛感したことを書いておきます。(かなり恥ずかしいです。)
伊勢崎氏も語ってらっしゃることなのだけれど・・・

現在の憲法9条解釈でも、PKO活動中に自衛隊員が攻撃を受けたときに反撃することは認められている。
そう言われれば「そりゃそうだよね、できなきゃ困る」と思う。

だけど、実際に「殺るか殺られるか」の状況になったら何が起こるか・・・自衛隊員が殺されるか、あるいは相手を殺すか・・・
そこまでリアルに想像できない自分がいる。

そしてまた、“「自衛隊」員が海外に行って人を殺すこともありえるの?「自衛隊」っていったい何?”と戸惑う自分がいる。

私のイメージする「自衛隊」は、日本が攻撃されたり、災害が起こったときに国民を守ってくれる存在。
「海外派遣」は私の中ではどうも「自衛隊」となじまない。
「国際貢献」のためには、自衛隊と全く別の文民組織で「国際貢献隊」でも作ればいいんじゃないかとさえ思う。(いまさら思っても、時代の流れは変わらないと思うんだけど・・・)

世の中の人は、「自衛隊」の海外派遣を、どんなイメージでとらえているんだろう?と改めて思いました。
  1. 2007/07/11(水) 10:55:24 |
  2. URL |
  3. はぴねす #GkBCtZ1Y
  4. [ 編集 ]

集団的自衛権の行使の容認請求?

今朝の朝日新聞1面に載っていましたね。
安倍さんの子飼い達で作る、有識者懇談会の座長の柳井氏が「集団的自衛権の行使容認を求める報告書を今秋まとめる意向を表明した」と。。もちろんPKOなどで他国軍が攻撃された場合に駆け付けて警護する事も含まれますし、PKOにとどまらず米国艦船の防護など、自国と密接な関係にある他国が攻撃された時に日本が反撃すると言うものです。 実質、日本の領土を飛び出して攻撃を仕掛ける事になるわけです。これは、どう解釈しても、日本国憲法に違反しています。
安倍さんは憲法の拡大解釈で乗りきるつもりの様ですね。しかし物には限度と言うものがありますよね。 安倍さんは本当に危ないです!今の自民党右派の目指す先は危険が危ないです!
この流れを第一段階として止めるのは、参院選挙での自民党の敗北しかないみたいです。
  1. 2007/07/11(水) 18:29:04 |
  2. URL |
  3. ke-ta #-
  4. [ 編集 ]

ke-taさんへ

今日の朝日新聞ですか?・・・(こわごわ)・・・
あ~~~・・・こんなことを・・・今の時期に、なぜ?

うまく考えがまとまらないので、とりあえず、朝日新聞の記事を全部貼っておきますね。

*****

集団的自衛権「行使容認」報告の意向 懇談会座長が見解

2007年07月11日03時01分 asahi.com
 
集団的自衛権の研究を進めている有識者懇談会の柳井俊二座長(前駐米大使)は10日、朝日新聞のインタビューに答え、集団的自衛権の行使容認を安倍首相に求める報告書を今秋まとめる意向を表明した。政府の憲法解釈では集団的自衛権の行使は禁じられているが、柳井氏は「現実に合わない憲法解釈はもうやめるべきではないか」と語り、解釈変更が必要との認識を示した。
 
懇談会は首相の私的諮問機関。首相が検討を指示した4類型のうち、これまで(1)公海上の米艦防護(2)米国向けの可能性があるミサイル迎撃の2点について議論し、いずれも集団的自衛権の行使容認が大勢だった。

柳井氏はインタビューの中で冷戦終結後の北朝鮮の核・ミサイル問題や中国の軍拡を指摘。そのうえで「背景が変わったのだから憲法解釈も変わってしかるべきだ。みんなの考え方もそういう方向だ」と語り、懇談会の議論に沿った結論を出す考えを明らかにした。

首相は5月の初会合で、4類型を可能だとする場合には「明確な歯止めを国民に示すことが重要」と要請している。柳井氏はこの点について「歯止めは(自衛隊の海外派遣に関する)一般法など基本的政策を法律の形で表す」と述べ、法整備の必要性も報告書に盛り込む考えを示した。

また、有識者懇談会の結論について「足して2で割るような結論は出したくない。政治がどこまで採用するかは政策判断の問題」と述べ、参院選後の政治状況にかかわらず行使容認を打ち出す意欲を強調した。

首相が示した4類型のうち、国連平和維持活動(PKO)などで行動をともにする他国軍への攻撃に自衛隊が対処することは8月8日に議論する。政府はこれを憲法上禁じている海外での武力行使につながりかねないとしてきた。その後、周辺事態などで行う後方支援の範囲を広げる検討をする予定だ。

 〈集団的自衛権研究〉 安倍首相は4月に有識者懇談会を設置し、(1)公海上の米艦防護(2)米国向けの可能性があるミサイル迎撃(3)PKOなどで他国軍が攻撃された場合に駆け付けて警護する(4)海外での後方支援活動の拡大――の4類型を示し、憲法上どこまでできるのか、集団的自衛権との関係を含めて検討するよう指示した。集団的自衛権は自国と密接な関係がある他国が攻撃された時に反撃する権利で、日本は憲法解釈で行使を禁じている。(1)と(2)、さらに(4)で周辺事態を想定した場合には米国との関係で集団的自衛権の行使が焦点となる。(3)と(4)は、国連の集団安全保障などの活動にかかわる。


*****
  1. 2007/07/11(水) 21:29:37 |
  2. URL |
  3. はぴねす #GkBCtZ1Y
  4. [ 編集 ]

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