わたしの心のものさしで

愛猫ナナに首ったけ♪~7歳のナナに振り回される楽しい毎日です♪♪その他、身辺雑記、季節のお花の写真なんかも~♪

食と農~~「地産地消」と学校給食~~今治市の実践(1)

<ある日、スーパーの野菜売り場で>
半分にカットされたかぼちゃの彩りに目を引かれ、思わず手を伸ばしたものの、
「え? これってニュージーランド産! う~ん・・・。
ま、国産かぼちゃが出回る時期に食べればいいか。これはやめとこ!」

<またある日、今度は果物売り場で>
「アメリカ産のネーブルが山ほど積んであるわね~! でも、ネーブルなら広島県産を
買いますわな。ほかにも、この時期、県内産のおいしい柑橘類はたくさんあるしね。」


・・・なんてことを、はぴねすが一人でやっていても、日本の食料自給率を上げるのに、
何の役に立つわけでもなく・・・


それにしても、食料の6割以上も輸入に頼っていて、この国は大丈夫なのかな~?

ミサイル防衛とか、そういう面の「国防」にばかり一生懸命になってていいのかな?

「食料自給率」とか、「食の安全」とかいう面で、国民の食生活を守ることも
もっと本気で考えてもいいんじゃな~い?

*****

そんな思いで、1冊の本を手に取りました。

大江正章 『地域の力――食・農・まちづくり』 (岩波新書 新赤版)

岩波書店の新刊紹介はコチラ↓
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0802/sin_k398.html

この本には、著者が自らの足で集めた計18の事例が紹介されています。
まだ、ざっと読んだだけですが、読みながらワクワクしてきました。
特に、愛媛県今治市の「地産地消」と学校給食への取り組みが。

学校給食に地元の農産物を使うことが各地で盛んになってきた中、今治市では「地元」産に加えて「有機」農産物を積極的に導入して、注目を集めています。その他にも今治では、さまざまな取り組みがなされています。

こういった実践が各地で広がれば、国民全体の「食の安全」についての関心がもっと上がり、食料の国内自給率アップにもつながるのでは、と思いました。

では、今治市の実践を紹介する前に、「地産地消」についての一般論も交えて書いてある部分を、長くなるけれども引用させていただきます。

*****

地産地消の目的は地域の自立

いうまでもないことだが、地産地消とは、地元(市区町村)で生産された農林水産物を地元で消費することである。ただし、今治市では、地元産であれば何でもいいとは考えていない。安全で新鮮であることを大切な条件とし、そのために旬の時期に生産されたものを旬に食べる「旬産旬食」の運動も進めている。たとえば、旬の採れたての野菜を食べれば美味しいし、野菜の生理に合っているから農薬は少なくてすむし、ハウスでの加温も不要だ。

二十一世紀に入って、地産地消は自治体農政の中心的課題となった。それは、国が食料自給率の向上や食育の推進をかかげたこと、国が進めてきた産業型農政の行きづまり、直売所や学校給食と結びついた生活型農業の活性化を背景としている。(中島紀一『食べものと農業はおカネだけでは測れない』コモンズ)。広域流通をもっぱらとしてきた農協でさえ、その流れを無視できなくなり、直売所の建設に力を入れだした。もっとも、地産地消を本気で進めれば、グローバル化を前提とする国の農政とぶつかるのだが、そこからは多くの人々が目をそらしている。

ともあれ、地産地消のメリットは多面的である。次のように整理できるだろう。

① 生産者――多品種少量型(高齢者・女性中心)の販売促進、所得向上、やりがい
② 消費者――顔の見える農産物の購入、安心感、新鮮さ、美味しさ、相対的な安全性
③ 環境――輸送距離の短縮による環境負荷(CO2、NOx)の削減、農薬使用量の減少
④ 農政――地域農業の振興、遊休農地増大の歯止め
⑤ 経済――地域循環の推進、ローカルマーケットの創出

また今治市の場合は、年間通して露地野菜がほとんどを占めている。露地野菜はハウス野菜に比べてエネルギー使用量が八分の一~三十分の一といわれる(「野菜品目別統計」など)。さらに、学校給食と有効に結びついたときは大きな食育力をもつ。


(中略)

「地産地消推進運動は、生産・消費という経済活動にとどまりません。それは、地域の文化や伝統をみつめ直し、経済成長で失った地域資源を取り戻し、地域が本当に自立するための運動ととらえるべきです」

*****

・・・と今日はここらへんまで。
続きはまた、できたら書きますね~

明日天気がよければ
きのうネットで調べた、近所の農協の直売所へ行ってみようっと!



*****

追記) 同タイトルで、(1)~(5)を書いています。

食と農~~「地産地消」と学校給食~~今治市の実践(1)
  http://meadowsage.blog78.fc2.com/blog-entry-285.html

食と農~~「地産地消」と学校給食~~今治市の実践(2)
  http://meadowsage.blog78.fc2.com/blog-entry-286.html

食と農~~「地産地消」と学校給食~~今治市の実践(3)
  http://meadowsage.blog78.fc2.com/blog-entry-289.html

食と農~~「地産地消」と学校給食~~今治市の実践(4)
  http://meadowsage.blog78.fc2.com/blog-entry-291.html

食と農~~「地産地消」と学校給食~~今治市の実践(5)
  http://meadowsage.blog78.fc2.com/blog-entry-296.html






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  1. 2008/04/07(月) 15:24:42|
  2. 食と農
  3. | トラックバック:1
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  1. 2008/04/15(火) 13:23:09 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

管理人のみ閲覧・・・さんへ

はぴねす、この本を読んで、「地産地消って奥が深いんだなあ!」と感心しているところです。
おっと、ひとりで感心ばかりしていないで、そろそろ皆さんに今治市の実践を紹介しなければ!!v-529v-529v-529
  1. 2008/04/16(水) 05:04:38 |
  2. URL |
  3. はぴねす #GkBCtZ1Y
  4. [ 編集 ]

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